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省エネ:住宅とエネルギー②

では、もう少し詳しく話を進めてまいります。前回もさわり程度お話しした脱炭素。

菅総理が2020年10月の臨時国会で「2050年カーボンニュートラル宣言」をおこなって以来、メディアなどで「カーボンニュートラル」という言葉を見聞きする機会が増えてきましたよね。

しかし、「カーボンニュートラル」って、そもそもどういうことなのでしょう?

CO2排出を減らすことだろうなとはなんとなく想像がつくものの、きちんと説明できる方はそれほど多くないのではないでしょうか。

そこで今回は、「カーボンニュートラル」について、お話しをしましょう。

先ず着目すべきワードは、温室効果ガスについて、「排出を全体としてゼロにする」とのべているところです。「全体としてゼロに」とは、「排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする」ことを意味します。

つまり、排出を完全にゼロに抑えることは現実的に難しいため、排出せざるを得なかったぶんについては同じ量を「吸収」または「除去」することで、差し引きゼロ、正味ゼロ(ネットゼロ)を目指しましょう、ということです。

これが、「カーボンニュートラル」の「ニュートラル(中立)」が意味するところです。

相当ムズい話でしょう。面談してもここまで詳しくお話しすることはほとんどありませんが、実際に国は建築物の省エネ性能向上を図るため、省エネ基準法という法律で一定の性能基準を設けています。

2021年4月1日からは、その基準を満たしているかどうかの説明が、完全義務化されるなどの対策も動き出しています。 今の基準では高性能だといわれる性能も、今後は当たり前の水準になっていくかもしれないということですね。

高性能住宅とは?           また次回。

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